iPS細胞の生成成功に関して

ES細胞のレポートをかかされたのでそのまとめ部分だけ公開。

その前にもいろいろかいたんでちょっと分りづらい部分があるやもだけどその辺は勘弁を。

ああ、ES細胞って何？iPS細胞って何って人にはちょっと読むのは辛いかもしれません。



前述の通りES細胞の研究によってもたらされる利益は計り知れない。またES細胞の研究を行う上で大きな障害であった倫理問題もiPS細胞が出現したことにより回避ができる。このため今後iPS細胞を用いた研究は盛んに行われ、その勢いも凄いことが予想される。私はそれ自体はとても良いことだと思う。将来、臓器が作れるようになれば当然多くの命を救うことが出来るし、臓器移植に絡む問題も解決出来るだろう。新薬開発の効率が上がるのも良いことだ。しかし、新しい技術には新しい問題がつきものである。前述した新しい命の創造、クローンがその例である。ES細胞の頃はまだ現実味が帯びず大きな議論とはなっていなかったが、今後研究が飛躍的に進んだ結果それが実現可能となっても何ら不思議は無い。だからiPS細胞研究のルール作りが最優先課題ではないのかなと私は思う。例えば生殖細胞への分化に関わる研究の禁止、完全なヒトクローンに関わる研究の禁止などはかなり早い段階で行っても良いのではないかと思う。いずれにせよiPS細胞の発見が将来の有益な結果のみに結びつくことを祈るばかりである。